『みずほ銀行主催Israel Seminar』のパネルディスカッションに参加
- by yuta iguchi
- 2023年7月22日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年7月30日
『みずほ銀行主催・Israel Seminar』のパネルディスカッションに参加させて頂きました。

余談ですが、みずほ銀行は、今年5月にイスラエル輸出・国際協力機構(IEI)とMOUを結ぶなどイスラエルとのビジネスに積極的に取り組まれています。
みずほ銀行主催のIsrael Seminarには、駐日イスラエル大使館、IEI、イスラエル最大級のベンチャーキャピタルPitango Venture Capital、そしてイスラエルの弁護士事務所Herzogの方々が登壇されており、僕はその内のパネルディスカッションに参加させて頂きました。
パネルディスカッションには、既にイスラエルとのビジネス経験があるSOMPOホールディングス株式会社/SOMPO Digital Lab Tokyoの芝崎大樹氏と弊社と長くお付き合いさせていただいている中部電力株式会社の市川英弘氏にお声がけをさせて頂き、パネルディスカッションに登壇頂きました。
セミナー参加者は、イスラエルスタートアップについての知識を得たい、ある程度の知識はあるが関係を深めたい、そして既に関係を持たれている日本企業の方々も参加されるとのことだったので、正直、パネルディスカッションのコンテンツに少し悩みました。
今までの経験上、日本企業の方々に響くコンテンツは「事例」。特に他社事例からの学びを求めるケースが多いと思ったので、イスラエルとのビジネス経験をお持ちのお二人をパネラーとしてお招きさせて頂きました。
僕はイスラエル人のビジネスパートナーであるYoav Ramotと共にミリオンステップス(株)を日本で会社を立ち上げ、お二人のようにイスラエルスタートアップとの提携に可能性を感じている日本企業の方々への支援を過去6年間行ってきた経験を基に、お二人とのディスカッションに参加し、『日系大企業とイスラエル企業の協業のポイント』について、愉しく議論させて頂きました。
当日、パネルディスカッションで挙げられた協業ポイントやアドバイスを下記にまとめました。
⑴とりあえず、行ってみること
足を運ばないとわからないことが多く、現地を体験することで文化、特にビジネス文化を初めて理解することができる。
文化の違いは認識の勘違いとなり、プロジェクトを進めていく上で問題になることが多い。
イスラエルはほぼ人間関係で成り立っており、お互いに足を運び合うことで関係性が向上し、信頼が高まり、課題解決につながる。
⑵サポートの重要性
(僕が言うのも変ですが、実際にお二人からコメントいただいた内容なので書かせて頂きますねw)
日本企業にとってイスラエルは未知な国であるため、最初は第三者を活用した方が効率が良い。
プロジェクトを進めていく際にも細かな課題が多く発生しがち。その際にイスラエル側とのやり取りの経験豊富なチーム、最終的にはヘブライ語での対応は効果的。
現在では20名ほどの現地スタッフを雇い、イノベーション推進オフィスを構えるSOMPOホールディングス株式会社も最初は第三者を活用し、ベースを整えた。
みずほ銀行主催の本セミナーには、イスラエルとの連携に興味を持つ日系企業のオープンイノベーションや新規事業担当者、90名もの方々がオンサイトで参加されており、ネットワーキングセッションでは、沢山の方々と話しをさせて頂きました。
やっぱり、リアルのイベントはいいですね!
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